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スポーツの妻たち

スポーツの妻たち
著者 中井美穂
出版社 マガジンハウス
出版年月 1995年11月
価格 \1,200
入手場所 古本屋
書評掲載 2001年2月
★★★☆☆

 健康・フィットネス誌ターザンに連載された記事をまとめたエッセイ集。
 著者の中井さんは、現ヤクルトスワローズ捕手として活躍している古田敦也選手夫人として、夫を影で支えている方だが、そんな「妻」としての視点から夫である選手を見つめ、スポーツ選手の妻という特殊な事情に関してペンを走らせている。

 夫との出会いから、結婚までの逸話、スポーツ選手を支えていくことの重圧、そして競技中には決して見せることのない姿など、ちょっと違った視点から有名選手の生活を垣間見れる作品。
 スポーツの世界で生きるという特殊な事情に戸惑いながらも、夫婦ともに成長していく様子がコンパクトに収録されていて、様々な種目の選手を通して、夫婦のあり方について考えさせられる。

 陸上競技では、短距離の高野進さん(現 東海大コーチ)が収録。

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